Index / 1/11頁
記事一覧
全209件の記事を新しい順に並べています。
なにかがあるので、なにかがあるのである
雨で顔がパンパン。アイドルとは両思いのまま四ヶ月、元アイドルは既読無視。ハリポタ、コナン、ズートピア2、オデュッセイア。
三塁打はなかった
雨のハマスタ。2500円のポンチョを買い、びちゃびちゃの焼売を食べ、三塁打を待ったが三塁打はなかった。唯一の得点シーンはトイレで見逃した。盛り上がらなかったデートの帰り、都立大のマルカンで、彼女は元アイドルだったと打ち明けてきた。
壊れたキッチュ
『恐怖分子』を見た。カメラの移動は、そこに映っていないものを意識させる。ラカンとジジェクは近代の主体を映画を見る観客に重ねた。年末のドゥームズデイに向けてMCUとX-MENを見ている。ウルフ『灯台へ』の第二部は、人がいなくなった家の十年を書く。そして生成AIの気持ち悪い食べ物の画像について——記号接地なんかより、AIにはキッチュができないということのほうが、人間には意味があると思う。
一筋の街道
ETCカードを借りていなかったので、どこからも高速に入れず、街道をそのままなぞって木曾まで行った。諏訪湖で鰻丼を食べ、大桑村に泊まり、阿寺渓谷の十五度の水に入った。四十時間のうち殆んどは車に乗っていただけで、それでもずっと機嫌がよかった。彼女には彼氏がいる。
五十対の目
三十七度の渋谷。バンブルで会った人と宮益坂を登り、青山ブックセンターで九千円ぶんの本を買い、外苑前でビールを飲み、碑文谷公園のベンチに座った。翌朝、また泊まりに来ていい?と聞かれて、いいよ、と言った。何に同意したのかは分からないまま。
渋谷の屋上で、アイドルがこちらに手を振っている。
梅雨明け前夜、渋谷の屋上ライブでアイドルが手を振る。恋人としてでもオタクとしてでもない僕の手は、動かないまま身体の脇にぶら下がっていた。
豆腐をなめらかにするまで
新宿で濱口竜介『急に具合が悪くなる』を観て、そのまま行ったフェスで急に具合が悪くなった。何も食べられなくなった身体で長谷川あかりの豆腐そうめんに縋る。材料四つのレシピは何に賭けているのか。リュウジ以後の「やさしい味」の成立条件を考える料理批評。
等間隔の外側
IVSで京都に2泊3日。初めての出張、鴨川沿いのクラブ、大豊ラーメン、川辺で凸ったAIスタートアップのオタクたち、そして元カノの両親が出会ったバー。起業の祭りの真ん中で「俺って何がしたいんだっけ」を持ち歩いた記録。
最高密度の退屈
大江健三郎を手がかりに、熱い「期待」の感覚と、戻ってきた吐き気について。
コーヒー焼酎とバビロン
酔っ払って初対面の男とチャゼルの『バビロン』をめぐって喧嘩した夜。「お前が撮るなら金を集める」と言われ、泣きそうになりながら帰った話。
6/16
モータウン、大江健三郎、ギョーム・ブラック、そしてアイドルについて
set log 飛行機キャンセル界隈 アイドル
ウェルベック『セロトニン』の一節、寝坊で消えた福岡、映画『シラート』の橋、そしてアイドルと観るゆゆうた。不在の精算についての日記。
5/2
プロジェクト・ヘイル・メアリー、と、告白
ハードコアなSFかと思って観に行ったら、意外にも宇宙を舞台にしたバディものだった。
帽子を買いに、銀座へ。あるいはエンドルフィンとブラシエとドパガキ言説について。
筋トレ後の多幸感のなかで歩行者天国の銀座を闊歩し、帽子を買い、ブラシエを買い、エンドルフィンとドパガキ言説と還元主義のパラドックスについて考えた土曜日。
今夜でっかい車にぶつかって死んじゃおうかな♪
春である。とにかく海に行きたい。LLMの確率的出力と、書き手と受け手の倒錯について。
カサヴェデスのハズバンズの彼らには何があれば良かったのか。
銭湯と体重と頬の脂肪、代々木公園のうどんとコーヒーと無数の犬、加速のないデートについて、ロカビリーのおじさんたちと明治神宮、そしてカサヴェデスの彼らには何が足りなかったのか。
「僕は幻のために生き、幻をめがけて行動し、幻によって罰せられたわけですね。……どうか幻でないものがほしいと思います」——三島由紀夫『奔馬』
三島由紀夫『豊穣の海』一巻と二巻の比較、倒錯について
三千三百円のパスタは豊かではない
虎ノ門ヒルズの三千三百円のパスタ、パスタとファンクの構造的類似、銀座の刺し身、Tinderの電通女性、アフロフューチャリズムの要約された宇宙。
三千円のランチと午前三時のPunpee
土曜出勤、麻布台ヒルズの水餃子、マッチングアプリの残像、元カノと元々カノ、そして午前三時にタイムマシーンになった店。