日記 / 2023年7月7日

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2分 · 864字日記7月

新しいヘッドフォンを買ったので音楽を聴くのが楽しい。

この間買ったmac bookは96kまでのdacが標準らしい。 のでアップルミュージック入った。

でも別に何か違うかと聞かれても刺して違いはなかった。 まぁ普通に考えればそうである。

spotifyとアップルミュージックでならもしかしたら違うかもな、くらい。 ヘッドフォンイヤフォンの体験とスピーカーの体験はそもそも質が違うとなんとなく思ったりした。 録音スタジオのモニターで聞いた『ビョーク』。ミキサーにただ繋いだだけのメイヤーから流れる『You are the universe』とか。

千葉雅也のステレオサウンドの連載が読みたかったのでKindle Unlimitedに入って全部読んだ。 平和だった。

最初の100ページくらいは100万円くらいのオーディオのカタログになっている。 オーディオファイル(シネフィルはフィルなのにオーディオはファイルらしい)たちはこれを見ながらどんな音かと想像するのが楽しいみたいです。

で、その連載初回の号に小林秀雄と五味康祐の対談があった。 これが面白かった。小林秀雄が音は心で聞く主観的な出来事なんだというのに対し、五味はオーディオマニアとして反論していた。 あげく、小林秀雄が「ぼくはカーステレオから流れるラジオのベートーベンからでもベートーベンを聴くことができるが、君はできないんだろう」と説教を始めていた。

千葉雅也の連載はいかにもドゥルージアンという文章だった。音の哲学はおそらくキットラーあたりから進化してきていない気がする。 音楽の思想もおそらくそこから進んでないんじゃないかなとふと思ったりした。 ただまぁいわゆる空間オーディオみたいなものは新しいはずなんだけど、それが音として特殊かと言われるともう視覚の人たちがやっていると思う。 千葉雅也の連載で一番面白かったのはモノラルから一種のVR批判を試みているところ。 一つの音をふたつの耳で聞く、とふたつの目でひとつのものを見ることに違いがあるのだろうか

Cosmic Dance / 2023年7月7日
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