日記 / 2025年3月23日

2025年3月23の日記

今週はなんといっても北園みなみである

3分 · 1859字日記

観るものではない。そのなかで生活するのである。カーニバルは全世界の復活と更新であって、すべての人がそれに加わる – バフチン

金曜日に有給を取ったので4連休だった。 木曜日も水曜日も飲みに行った。

水曜日

北園みなみの新譜がリリースされてた。午前5時に目が覚めて出勤前の暗闇で3周再生した。

学芸大の定番店で生ビールを啜ってたら、隣の席の謎の5人組に「あ、この人前もいた」と指をさされる展開。建築関係の女性が「私、隈研吾さんと飲んだことあるんです」と言い放つから、「へえ、安藤忠雄さんと伊東豊雄さんで鍋パーティーした時さ~」と適当に返したら、なぜか爆笑の渦。ル・コルビュジエとザハ・ハディドを「コルビュ」と「ザッハトルテ」と呼び合うだけで、なぜ人類は笑い転げるのか。

固有名を投げつけるだけで成立する会話がある。ミース・ファン・デル・ローエを「ミーさん」と言いながらグラスを回すと、世界中のどこかではウケる。

木曜日

木曜日も休みだったのでぼんやりしていたら、そのお店に呼ばれたので行くことになった。 結局3軒くらい回って、最後はプロレス好きの店長のお店ではしゃいでいたら怒られた。あんま覚えていない。

金曜日

金曜から土曜にかけて、大学時代の友人たちとキャンプに行った。 凍えるような寒さで、ほとんど眠ることができなかった。 友人たちと、とりたてて会話が弾むこともなく、ただ川沿いで静かに焚き火を囲んでいた。

夜が明けはじめた頃、鳥の声で目が覚めた。 どこからともなく、様々な方向から聞こえてくる鳥の声は、窓もドアもない開放的な空間では心地よく響き、僕は再び微睡みの中に沈んだ。

浅い眠りから覚め、コーヒーを淹れて飲んだ。 ほとんど寝ていないので、温かいコーヒーを啜りながら、うとうとしてた。。 テントを張った場所は川のすぐそばだったので、絶えず水の音が耳に届いていた。

うつらうつらとしながら、背後から聞こえる川のせせらぎに意識を向けていた。

シェーファーのサウンドスケープには、ローファイ・ハイファイわかりやすい区分がある。 僕の記憶ではSN比に言及している箇所はなくて、サウンドスケープ概念におけるローファイ、ハイファイの区別は"遠近感"というあまりに属人的で単純な言葉に還元されている。 つまり、ハイファイなサウンドスケープは遠近感がはっきりしていて、ローファイなサウンドスケープは遠近感があまりわからないということ。

でもこっちも僕の主観で申し訳ないが、むしろ逆だった。 ハイファイなサウンドスケープは遠近感があまりわからない。(仮に僕がいた場所がハイファイなサウンドスケープだったとして。) せらぎの音は距離的には50メートルほど離れていたはずなのに、後頭部のわずか30センチ程度でずっと聞こえるような気がした。

Cosmic Dance / 2025年3月23日
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