日記 / 2024年4月14日
4/14
ナチュラルワイン
何がナチュラルワインだ!
さて、社会人として2週間の生き延びが終わった。また明日から仕事だ。
フル出社かつ19時退勤(実際は19時半以降)である。そこから最寄り駅について、20時前後。買い物をして、家に帰って20時半。ご飯を作って食べ終わる頃には22時に近い。そしてお風呂に入って皿洗いなどをやっているとあっという間に23時になっている。
はっきり言ってそこから日記を書く余裕もない。すぐにでも寝たい。
それとこれとは別だが、日記に仕事の愚痴は書かないようにしている。というか、怒る気力もないので。。。
ヘトヘトでおうちに帰るわけではないにせよ、全然話が通じない同期もいれば、自分の話しかしない同期もいる。ちなみに、金曜日は同期3人プラス先輩1人で飲み会だった。その自分の話しかしない同期は約2時間の飲み会のうち、半分以上自分語りをしていた。
そして、水曜日は流れで先輩たちの飲み会について行くことになった。そこでは「おれ入社式からお前のこと嫌いだから!」と面と向かって言われたりした。
あと面接で僕のことを落とそうとした先輩には朝の挨拶をガン無視されたりしている。
まぁそんなわけでここ一週間はそれなりに最悪。でも別に怒りたいわけではないし、愚痴を言いたいわけでもないんだ。 俗に言えばその中で"やっていく"しかわけで、人にも自分にも期待することを諦めている。 あとこれは日記を継続してわかってきたことだけど、感情をぶつけるようにして文章をしたためることはなんの解決にもならない。でも感情を文章にぶつけたくなってしまいたくなることはよくある。そういう時は自分の中の大規模言語モデルに、事実を淡々と投げるんだ。
僕らの感情はどこにも接地していないんだから、永遠に解けない記号接地問題を自力で解くなんて不可能だよ。Attention is all Need だぜ。
よし、じゃあそんな二週間の社会人生活を終えたぼくが今考えていることを発表しよう。それはナチュラルワイン問題である。
ぼくだって東京の友達が欲しいわけで、一人で飲みに行くときに「友達できたらいいな」とぼんやり思いながらお店に入る。今のところ一人もできていない。
おそらく肝心なのは店選びで、若くて文化的なやつが集まる店に行けばボチボチできるはずである。 ぼんやりお店のインスタ見てれば、どんな人が来ているのか大体わかるわけで、西小山(最寄り駅)での検討は大体ついてきた。 そこから芋づる式に近所の幾つかの店もだいたい分かってきた。 で、僕の近所に限った話で言えば、ぼくの友達ができそうなお店はバーでも居酒屋でもDJセットがある飲み屋でもなくて、ナチュラルワインが飲める店なのだ。
あえて主語をでかくして言うと、2024年現在、どうもナチュラルワインはサブカル的に消費されているらしい、とぼんやり推測される。これがナチュラルワイン問題である。
もっと解像度を上げたかったので、悔しいけれどポパイの最新号を読むことにした。 2024年5月号は『ぼくと服と東京の暮らし。』はぁ。 おそるおそる開いてみる。
49ページに「カウンターカルチャーとしてのナチュラルワインムーブメント」とのエッセイを発見。ビンゴだ。
彼ら(ナチュラルワイン生産者)の多くはブランド力の無いマイナーさんちの小規模生産者達。ブドウ、気候、土壌、動植物、菌というその土地の複雑で複合的な要素から生まれるユニークなフレイヴァーは、ワインの世界に再び多様性をもたらしたのです。
ナチュラルワインのムーブメントは、メインストリームのワインカルチャーを標的としながら、行き過ぎてしまった現代の資本主義の状況への反抗と僕の目には映り、その時代の好ましくない状況に対して、Rebelな姿勢を表明してきたPunk, Regae, Hip-Hop, Rave, のカルチャーと同じだと思ったのです。
ふうん。 ほとんど文章の意味はわからないけど、でもぼくの感じていたことと大体同じことが言われている。
こういう時は「そういうもんらしい。」と素直に受け止めて、自ら足を運んでもっと知ることが大事なのだ。 そして今日の夕方、友達作りがてら、家から歩いて20分くらいにあるナチュラルワイン屋さんに飲みに行った。
ワイン一杯1,300円である。一杯1,300円の酒から始めるカウンターカルチャー。サブカルのプチブル化である。
隣に座ったのは普通のおばさん、マジで普通のおばさん。話を聞いていたらなんか可愛がってくれて、「息子と同世代だから心配なのよ」と言いながら、ご飯を奢ってくれた。もっと話を聞いていくと、ハイサワーを作ってる会社の社長らしい。ハイサワーを飲んだこともないし、聞いたこともない。と言ったら、お店のメニューにあったハイサワーで作るレモンサワーも奢ってくれた。 帰るときに、「ごちそうさまでした。通販でハイサワー買ってみます。」と言ったら、「今一本持ってるよ!」と言われ、一リットルのハイサワーをくれた。
友達はできなかった。でもこういうのが楽しいから、ナチュラルワイン屋にサブカルたちは集うのだろうか。
みんなの今日