日記 / 2024年2月29日
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なぜNotionは使いずらいのか
Notionに3回くらい挫折して、「いい加減になんとかするか」と思いなんとかNotionわかってきた気がする。
その上で、そもそもNotionをメモアプリだと思っていたことが間違いだったということに気づいた。
Notionの一番の特徴はデータベースということになっている。データベースとはつまり、メタデータ管理機能である。Notion内でメタデータはプロパティと呼ばれ、すべてのファイルにメタデータとしてのプロパティが設定可能になる。まぁハッシュタグみたいなものだ。
で、「メモ帳アプリにハッシュタグ機能が必要か」と言われたらまぁ必要かもしれないし必要ないかもしれない。重要なのはメモ帳アプリに必要なメタデータ管理機能は大抵の場合フォルダ構造で置き換え可能だということだ。
macのFinderでもいいけど、例えば「メモ/日記」「メモ/読書メモ」とか、「メモ/学校/授業名」でフォルダ構造で管理していけば別にNotionプロパティで、「日記」属性を追加したり「読書メモ」属性を追加する必要はない。
これくらいで使うなら、別になんのメモアプリでも構わないし、「メタデータ派」か「フォルダ構造派」かは好みの問題になる。でもはっきり言ってわざわざNotionを使う必要がない。
じゃあメタデータにはできて、フォルダ構造にできないことはなにか。
それは「オブジェクト」を立ち上がらせる機能になる。「digital_objects」だね〜、
例えば、人の情報を入れる場面を想像してみる。
- フォルダ構造派
- 人フォルダを作成(人/〇〇みたいにもっと細かく分けていいかもしれない)
- 人の名前ファイルを作成
- その人の情報をテキストで入力していく
- あるいは写真を貼り付けたりしてもいい
- 人の名前ファイルを作成
- 人フォルダを作成(人/〇〇みたいにもっと細かく分けていいかもしれない)
- メタデータ派
- ページを作成
- 人の情報をページのメタデータで入力していく(名前とか、生年月日とか、どこで出会ったとか、)
- ページを作成
こうすると分かりやすい。どう考えても人の情報はメタデータで管理した方がいい、というか頭の中もメタデータで管理していると思う。フォルダ構造で分けたら、それはただの自己紹介文でしかない。
twitterにおけるデジタルオブジェクトとの遭遇はテキストファイル的であるのに対して、facebookにおけるデジタルオブジェクトとの遭遇はメタデータ的であるとも言えるかもしれない。。
別に人じゃなくても、予定とか、買い物リストとかもテキストファイルよりはオブジェクトとして在って欲しいよね。
テキストファイルをいくら管理しても存在するのはテキストファイルのオブジェクトだけであるのに対して、メタデータで管理するとテキストファイル以外のオブジェクト(例えば人オブジェクト)を存在させることができる。
柄谷の「確定記述の束」とは言ってしまえばメタデータの束だったのである!(?)
だからNotionをメモ帳アプリとして使うのはかなり変なことで、むしろテキストファイル以外のオブジェクトを発生させて、それをメタデータで管理したい時にこそ使う必要があるように思う。
そういうわけでNotionが使いづらかったのはメモアプリだと認識していたから、という話でした。
実際にNotionとobsidianをシムシティ的に考える
Obsidianは僕が使ってるフォルダ構造のメモアプリ。
「はじめました」ってなった時はNotionもObsidianも真っさら荒野だと考えて欲しい。
Notionプロパティを設計している時は、ストリートを作っている感じがする。 こことここをつなぐ道路があった方がいいだろうな、という感じ。
Obsidianでフォルダ構造を作っている時は、区画整理に近い。 「こっからここまでは、この番地とする」みたいな。
そういうわけで日本式の田んぼの番地式住所に慣れてしまった僕らは区画整理の方がやりやすいんだと思う。逆にNotionみたいにストリートを作るってなると、ストリート式住所に慣れてない僕らは使いづらく感じる気がする。
みんなの今日